2018年3月期 期末決算
2018年3月期 期末決算についてお知らせいたします。
<期末決算のポイント>
1 2017年度期末決算は、熊本地震影響の反動などもあり、連結、単体ともに増収増益。
・鉄道運輸収入は、緩やかな景気拡大を背景に、多客期などのご利用が好調であったことや、2016年4月に発生した熊本地震影響の反動などにより増収。
・非鉄道事業は、セブン-イレブン・ジャパン業務提携化の効果や不動産販売など、流通業や不動産業が堅調に推移したことに加え、菱重プロパティーズ株式会社の業績を連結決算に反映したことなどにより増収。
2 「JR西日本グループ中期経営計画2017」に掲げた戦略方針に沿って各施策を確実に実施し、お客様満足度向上などに結実。また、財務指標は目標を大きく上回り達成。
一方で、安全に関して一部の目標が未達成となったほか、新幹線重大インシデントを発生させたことを大きな課題と認識。
3 2018年度は、「JR西日本グループ中期経営計画2022」および「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」の初年度であり、「めざす未来〜ありたい姿」の実現をめざし、「地域価値の向上」・「線区価値の向上」・「事業価値の向上」をグループ共通戦略として掲げ、鉄道事業と創造事業が一体となって施策を強力に推進。
・瀬戸内エリアにおける広域周遊ルートの構築などの地域価値向上
・おおさか東線北区間の開業に向けた諸準備の推進などの線区価値向上
・ホテルヴィスキオ大阪の開業およびホテルヴィアインの主要都市圏出店などの事業価値向上
4 2018年度の連結業績予想については、国内外情勢や経営環境の変化に不透明感があるものの、新幹線安全管理体制の機能向上とともに、輸送サービスの利便性向上などによる鉄道運輸収入の増収や不動産販売事業の拡大などにより増収を見込む。
一方で、流通業や不動産業における新規開業に伴う経費の増加などにより営業減益となる見通し。
5 2017年度の期末配当金については、1株あたり80円を予定(2018年度は年間175円を予定)。
2018年3月期 期末決算短信については、こちらをご覧ください。(PDF形式:3,906キロバイト)